四ツ谷接骨院で販売させていただいている一冊の本のお話。
渡辺いっけいさんの言葉そのまま
「出会ってからずっと、今でも、僕は賢治クンに刺激を受け続けている。」
私も彼の生き方、価値観に感銘を受けた1人です。
生前、彼の治療をさせていただいたことがきっかけで
今でも彼のご家族とは深く親交をさせていただいております。
彼は25歳の時に余命宣告を受けました。
25歳といえば、仕事に自信を持ちはじめ、やればやっただけの成果が
上がったり、プライベートでは、友達と旅行へ行ったり、ちょっと高いもの
を買ったり、彼女がいれば、結婚を意識し始める・・・そんなお年ごろか
と思います。彼はそんな人生の華とも言える青春時代に、末期癌と
診断を受けました。
実は、その1ヶ月前に彼女にプロポーズしたばかりで、、、余命宣告って、、、
本当に神様っているのかな?と本気で思ってしまいます。
彼との出会いは、余命宣告を受けたずっと先でした。
身体のだるさ、張りで、大好きな食事もままならず、
藁にもすがる思いでご相談に来られました。
施術後、楽になったとお言葉をいただき、ただそれっきりで
その後、来院されることはありませんでした。
その数年後、彼の母親から共通の知人を介して連絡があり、
一度お礼の挨拶へ伺いたいとお会いすることになりました。
「あの後、体調が悪化し、入院し、しばらくして亡くなりました」
「でも、先生の施術のおかげで、息子の身体が楽になり、帰宅後、
ご飯が美味しく食べられた、最高の最後の晩餐だったと思います。
本当にありがとうございました」と。
ずっと気になっていた便りをいただき、それから彼の闘病生活のこと、
余命宣告されても、強く、楽しく生きたことをお聞きし、
さらに生前に書いていたブログの存在を知り、読ませていただきした。
ブログ 小療理屋〜こんだ〜
https://konda-no-blog.hatenablog.com/
(ブログから引用)
死を意識することで、どうしたら楽しく生き続けられるのか?
その時、死生観と人生観はまさに隣り合わせだなと気づき、
私自身も改めて、人の生と死について、そして人生について
真剣に考えさせられ、私自身の健康感にも繋がるエピソード
となりました。
是非皆さんも手に取っていただき、読んでいただけると幸いです。
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追記1
昨今、学校でのがん教育は必須となっており、
彼の思いは、がんという病を正しく知ることで、
生きることの大切さを子どもたちに伝えたいという
ものでした。その思いが家族に繋がり、本の構成は
子どもたちでも読みやすい絵本になっております。
追記2
東三河を中心に、学校、保健センター、市などに700冊
寄贈されております。
当グループとしても、多くの方に伝えていけるよう
接骨院での販売ほか、ともいきshop(ECサイト)でも販売を開始しておりますので
遠方の方はこちらもご活用くださいね!!